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健康経営の取組:府中広谷工場に加湿システムを導入しました

こんにちは。有木㈱の有木梨沙です(^^)

ARIKIでは様々な視点から健康経営に取り組んでいます。

今回は新たな健康経営の取り組みについてご紹介します。

 

今後の中長期的な生産拡大を視野に入れた結果、これまでの裁断工場では対応しきれないため

2020年2月に広島県府中市広谷町へ裁断工場を移転しました。

元の裁断工場から引き続き冷暖房設備を整え、社員の快適な作業空間の確保と裁断工程における

生地の伸縮性の変化を抑えるように設計したのですが、実際に稼働してみると

設計段階では予想できなかった新たな問題が出てきました。

裁断工場内の空間が各段に広くなったことで、冬にこれまで通り暖房を入れると

工場内の湿度が非常に低下してしまい、生地を重ねていく延反(えんたん)工程で静電気が起き

生地をうまく重ねられない・社員が苦痛を伴いながら作業する状況になってしまったのです。

静電気防止対策を色々と試みたのですが、残念ながら根本的な解決に至りませんでした・・・

また、工場を稼働したタイミングで新型コロナウイルスの感染が拡大したこともあり、

感染対策をおこなっていくことが会社としての急務の課題となりました。

湿度をコントロールすることで、インフルエンザウイルスを始めとした感染対策にも

一定の効果が期待でき、社員の就労環境の改善にも繋がります。

 

そこで、今年の冬からの静電気と感染予防対策として、

工場内の湿度をコントロールできる加湿システムを導入することにしました。

天井から細かい霧状の水を噴霧することで、効率よく湿度をコントロールすることができます。

 

湿度制御ユニットで現在の湿度を確認でき、事前に設定しておいた湿度になるまで加湿して、

工場内の湿度を一定に保てるようコントロールすることが可能となりました!

10月下旬から急に寒くなってきましたので、暖房を入れる日も出てきています。

湿度をコントロールすることで、暖房を入れても静電気が起きにくくなり

作業効率も上がっているようです。

日本製にこだわったものづくりはもちろんですが、働きやすい職場環境を整えていくことにも

引き続き力を入れてまいります。

以上、有木梨沙でした(^^)

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